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革靴のキュッキュッという音の原因は?自分でできる対策と修理

革靴 キュッキュッ 音

こんにちは。レザーソールズ:ローファー・革靴・スリッポン選び方ガイドです。

お気に入りの革靴を履いて歩いているときに、足元からキュッキュッという音が鳴り響いて恥ずかしい思いをしたことはありませんか。せっかくのコーディネートも、歩くたびに鳴る異音のせいで台無しに感じてしまいますよね。

実は、この革靴のキュッキュッという音には明確な理由があり、新品の状態や雨に濡れた後など、状況によって原因が異なります。この記事では、音が鳴るメカニズムから自分でできる簡単な対策、さらには修理代金の目安までを詳しく解説します。

読み終わる頃には、不快な音の正体が分かり、また快適に歩けるようになるはずですよ。

この記事のポイント

  • 革靴から音が鳴る物理的な原因と種類の特定方法
  • クリームやパウダーを使った自分で行える応急処置
  • 靴底の内部構造に関わる深刻なトラブルの判別
  • 修理に出す際の費用相場と判断基準

革靴のキュッキュッという音の原因と特定方法

革靴 キュッキュッ 音

革靴から聞こえる異音は、実は靴が発している「健康状態」のサインかもしれません。まずは、なぜ音が鳴るのかという物理的な仕組みと、音の種類ごとの場所の特定方法を深掘りしていきましょう。

新品の革靴が歩くたびに鳴る理由

買いたての新しい革靴を履いて意気揚々と出かけたのに、歩くたびに「ギュッギュッ」と鳴って気まずい思いをすることがありますよね。図書館や静かなオフィスだと特に響いて、周りの視線が気になってしまうこともあるかもしれません。

でも、安心してください。これは新品特有の革の硬さが原因であることがほとんどで、むしろ「しっかりと作られている証拠」とも言えるんです。

革靴は、アッパーと呼ばれる甲の部分だけでなく、裏地のライニング、芯材、ソールなど、数十種類ものパーツが重なり合ってできています。新品のうちはそれぞれの部材がまだ馴染んでおらず、表面もピンと張った状態です。

歩行時に足が曲がると、これらのパーツ同士が強い圧力で擦れ合います。このとき、物理学で言う「スティック・スリップ現象」というものが起きています。

これは、密着した面が「固着(スティック)」と「滑り(スリップ)」を高速で繰り返すことで振動が生まれ、それが音となって響く現象ですね。

特に、グッドイヤーウェルテッド製法のように厚手の革を何層も重ね、出し縫いの糸でガッチリと締め付けている靴は、この傾向が強く出ます。

新品の革は繊維が密に詰まっているため、屈曲するたびに内部で繊維同士が擦れる「鳴き」が発生しやすいのです。これは高級な靴ほど、最初は堅牢に作られているために起こりやすい贅沢な悩みとも言えるかもしれませんね。

この現象は、靴が足の形に合わせて変化していく過程の「成長痛」のようなものです。

通常は1ヶ月程度のブレークイン(慣らし期間)を経て、革の繊維がほぐれて柔らかくなれば、パーツ同士の摩擦がスムーズになり自然と音は収まっていくはずですよ。

もし、1ヶ月以上履き続けても音が止まない場合は、単なる馴染みの問題ではなく、次から解説するような別の要因が隠れている可能性を疑ってみるのがいいかなと思います。

まずは焦らず、靴が自分の足に馴染んでいくのをゆっくり見守ってあげてくださいね。

雨に濡れた後に音が鳴りやすくなる原因

革靴 キュッキュッ 音

お気に入りの靴が雨に濡れてしまい、しっかり乾かしたはずなのに、それ以来歩くたびに「キュッキュッ」と鳴り始めた……という経験はありませんか?

実は、水分と革の関係は非常にデリケートで、この音は革が悲鳴を上げているサインかもしれないんです。

革は動物の皮膚からできており、無数のコラーゲン繊維が絡み合っています。雨に濡れると、これらの繊維の間に水が入り込み、一時的に革全体が膨張します。

パーツ同士の隙間が埋まり、より強い力で押し付け合うようになるため、歩行時の摩擦が増大して音が出やすくなります。

また、濡れた靴の底(レザーソールなど)が、駅のタイルやコンビニの床と接触した際に鳴る強烈な「キュッ」という音は、水分によって表面のグリップ力が異常に高まって起きる現象ですね。

さらに注意が必要なのは、濡れた後の「乾燥プロセス」です。革に含まれた水分が蒸発するとき、実は革が元々持っていた大切な「油分」も一緒に連れ去ってしまうんです。

油分を失った革は、繊維同士の潤滑が悪くなり、乾燥してカサカサに硬くなってしまいます。これを「革が絞まる」と表現することもありますが、この硬化した状態だとパーツ同士が擦れた時に、より高く鋭い異音が発生しやすくなるわけです。

人間のお肌も乾燥すると突っ張るのと同じで、革靴も保湿が足りないとスムーズに動けなくなってしまうんですね。

雨上がりのケアが音鳴り防止の鍵

雨で濡れた後に適切なケアをしないまま放置すると、シャンクを固定している接着剤が湿気で弱まったり、内部のコルクが変形したりして、音が慢性化することもあります。

雨の日に履いた後は、必ず水分を優しく拭き取り、形を整えてからじっくりと陰干しすることが鉄則です。そして、完全に乾き切る前に必ず「デリケートクリーム」などで水分と油分を補給してあげてください。

これだけで、乾燥による不快な音の発生をかなりの確率で防ぐことができますよ。

インソールの摩擦音を止める簡単な対策

歩くたびに足の裏から「キュッ、キュッ」という微かな音が聞こえる場合、その正体は靴そのものではなく、後付けしたインソール(中敷き)にあるかもしれません。

サイズ調整やクッション性向上のためにインソールを入れている方は、一度チェックしてみる価値がありますよ。

なぜインソールから音が出るのかというと、インソールの裏面素材と、靴の元々の底面(本中底)との相性が悪く、歩くたびに微細なズレが生じているからです。

特に、インソールの裏面がツルツルした樹脂素材や合成ゴムの場合、革製の本中底と密着した状態で荷重がかかると、逃げ場を失った空気が押し出されたり、素材同士が噛み合ったりして音が発生します。

また、靴のライニング(内張り)が滑らかなスムースレザーの場合も、インソールの縁が擦れて音が出やすいですね。私も以前、履き心地を良くしようと高機能なインソールを入れた途端に音が鳴り始めて、原因に気づくまでしばらく悩んだことがあります。

インソール由来の音を特定するには、一度インソールを抜いて歩いてみるのが一番早いです。抜いて音が止まるなら、原因は確定です。そんな時は、以下のようなDIY対策を試してみてください。

  • インソールの裏面に、薄い布製のテープ(マスキングテープでも可)を貼って滑り止める
  • 本中底と接する部分に、少量のベビーパウダーを振って摩擦を逃がす
  • 裏面がフェルトや布製になっているインソールに買い替える

特にベビーパウダーは「固体潤滑剤」のような役割を果たしてくれるので、摩擦音を消すのには非常に効果的です。

ただし、黒いライニングの靴だと粉の白さが目立ってしまうことがあるので、塗布する量はごく少量に留めて、指で薄く伸ばすようにするのがコツですよ。ちょっとした工夫で、驚くほど静かな歩行を取り戻せるはずです。

かかと付近から発生する異音の見分け方

革靴 キュッキュッ 音

かかとから聞こえる音は、単なる摩擦音から構造的なトラブルまで幅広く、見極めが少し難しいポイントです。まず確認してほしいのは、「サイズが自分の足に合っているか」という点。

靴が大きすぎて、歩くたびにかかとがパカパカと浮いてしまう「ヒールスリッパ(かかと浮き)」の状態になっていませんか?

かかとが浮くと、靴下とライニングの革が激しく擦れ合います。特に新品の硬い靴だと、この時の摩擦が「キュッ」という鋭い音になることが多いんです。

また、かかとを固定するために靴の内部に入っている「月型芯(カウンター)」と呼ばれる硬いパーツが、サイズが合わないことで過剰に圧迫されたり、逆に隙間ができたりして、歩くたびに周囲の革と干渉して音を出すこともあります。

まずは、靴紐をしっかり締めてかかとを固定できるか試してみてください。これだけで音が止まるなら、原因はフィッティングの問題ですね。

構造的な異音をチェックする方法

もしサイズが完璧なのに、かかとの芯の方から「ギシッ」とか「カチッ」という音が聞こえる場合は、構造的な問題を疑います。以下の方法で自己診断してみてください。

  1. 靴を脱いで、片手でかかと、もう片手でつま先を持ちます。
  2. ぞうきんを絞るように、ゆっくりと左右に軽くねじってみてください。
  3. あるいは、かかと部分を床にトントンと軽く叩きつけてみます。

この時に、内部から何かがズレるような「ミシミシ」という音や、金属的な響きが聞こえたら、ヒールを固定している釘が緩んでいたり、積み上げられた革の層(ヒールブロック)の接着が剥がれかかっている可能性があります。

こうなると自分での対処は難しいので、プロの靴修理屋さんに相談するのが正解です。特に、歩くたびに重心がぶれるような感覚がある場合は、無理に履き続けると足首を痛める原因にもなるので気をつけてくださいね。

シャンクの破損や脱落による構造的な音

革靴から聞こえる音の中で、最も「深刻なSOS」と言えるのが、土踏まず部分の内部にあるシャンク(芯材)からの異音です。シャンクは靴のアーチを支え、歩行時のバネのような役割を果たす、いわば靴の背骨です。

これが不具合を起こすと、単なる不快な音だけでなく、靴の機能そのものが損なわれてしまいます。

シャンクは通常、スチール(鋼)やプラスチック、木などでできており、中底とアウトソールの間に強力な接着剤や釘で固定されています。

しかし、長年の使用による金属疲労や、雨による接着剤の劣化、あるいは強い衝撃が加わることで、この固定が外れてしまうことがあります。

固定が外れたシャンクは、歩行時の屈曲に合わせて内部で「浮き」が生じ、周囲の素材と擦れ合って「カチッ」「キシッ」という硬質な音を立てます。これが、ユーザーを悩ませる「シャンク鳴り」の正体です。

シャンクが折れたり脱落したりした状態で履き続けると、以下のようなリスクがあります。

  • 靴の背骨がない状態になり、土踏まず部分が不自然に沈み込む
  • ソール全体に歪みが生じ、歩行バランスが崩れて疲れやすくなる
  • 最悪の場合、靴全体の形状が崩れて元に戻らなくなる

シャンク鳴りは靴の内部深くで起きているため、外側からオイルを塗っても100%解決しません。もし「靴の底を指で強く押すと、中からクリック音が聞こえる」という場合は、十中八九シャンクの異常です。

これは靴からの「もう限界だよ!」というメッセージだと受け止めて、早急に修理を検討することをお勧めします。愛着のある一足を長く履き続けるためにも、背骨の不調は見逃さないであげてくださいね。

革靴のキュッキュッという音を解消する修理とケア

革靴 キュッキュッ 音

異音の原因が特定できたら、いよいよ具体的な解決アクションです。家庭で数分でできるケアから、修理店への依頼まで、その手順とポイントを詳しく見ていきましょう。

クリームで革の潤滑を改善して音を止める

アッパー(甲側)から聞こえる「キュッキュッ」という音の多くは、革の表面的な乾燥と摩擦が原因です。この場合、もっとも効果的で手軽な解決策は、デリケートクリームによる保湿と潤滑です。

特に音が鳴りやすいのは「タン(舌革)」と、靴紐を通す「羽根」が重なり合っている部分ですね。歩くたびにこのパーツ同士がスライドするため、ここが乾燥していると摩擦音が響きやすいんです。

手順は簡単。まずは靴紐をすべて解いて、タンと羽根の裏側を露出させます。ここに、デリケートクリームを指先で薄く塗り広げて、優しく揉み込むように馴染ませてください。

デリケートクリームは一般的な靴クリームに比べて水分の含有量が多く、革の繊維の奥深くまで浸透してしなやかさを取り戻してくれます。

繊維一本一本が潤い、表面に薄い膜ができることで、パーツ同士がスムーズに滑り合うようになり、不快な音がピタッと止まることが多いんですよ。

選ぶべきクリームの種類と注意点

ここで使うクリームは、色付きの乳化性クリームではなく、無色のデリケートクリームを選ぶのがポイントです。色付きだと靴下や紐に色が移ってしまう心配がありますからね。

また、ミンクオイルのような動物性油分が主体のオイルは避けたほうが無難です。油分が強すぎると革を柔らかくしすぎてしまい、靴の型崩れを招いたり、ベタつきの原因になったりします。

革靴の正しい手入れ方法については、業界団体である(出典:一般社団法人日本皮革産業連合会 「革のお手入れ」)でも詳しく紹介されています。

適切な知識を持ってケアすることで、音の解消だけでなく、革自体の寿命を延ばすことにもつながります。私も定期的にこの方法でケアしていますが、保湿後の革のしっとりとした質感と、音が消えた時の爽快感は格別ですよ。

靴底にゴムを貼る滑り止め対策のコツ

革靴 キュッキュッ 音

駅の改札やコンビニの床、雨上がりのアスファルトを歩く時に「キュッ!キュッ!」と鳴り響く音。これは靴の内部の問題ではなく、アウトソールと床面との激しいグリップ(摩擦)が原因です。

特に、新品のレザーソール(革底)や、グリップ力の強い合成ゴム底で起きやすい現象ですね。これを防ぎ、かつ歩行の快適性を高める素晴らしい方法が、ハーフラバー(半張り)の装着です。

ハーフラバーとは、アウトソールの接地面にあたる前半分に、薄いゴムシートを貼り付ける修理メニューのことです。これを貼ることで、革底特有の「ツルッと滑る」感覚がなくなるだけでなく、床との接触音が劇的に軽減されます。

ゴムの柔軟性がクッションとなり、硬い素材同士がぶつかり合う衝撃を吸収してくれるからですね。また、ソールが地面をしっかり掴んでくれるようになるので、歩きやすさも格段に向上します。

ハーフラバーを貼る際のコツは、信頼できる修理店にお願いすることです。DIY用の貼り付けキットも売っていますが、端から剥がれてきたり、厚みが不均一になって歩きにくくなったりすることも。

プロにお願いすれば、ソールの縁(コバ)に合わせて綺麗に削り込んでくれるので、見た目も損なわずに仕上げてもらえますよ。

さらに、ハーフラバーを貼っておけば、元々のソールが削れるのを防げるため、靴を長持ちさせる効果もあります。異音対策と靴の保護、一石二鳥の賢いメンテナンス方法と言えますね。

特に、滑りやすいローファーや、底が薄めのスリッポンを履いている方には、ぜひ検討してほしい対策の一つです。

専門店の修理を検討すべき深刻な症状

「自分でクリームを塗っても、インソールを調整しても音が止まらない……」そんな時は、もう自分一人の手には負えない、靴の構造的な問題が起きている可能性が高いです。

特に、踏みしめるたびに靴の底から「カチッ、カチッ」という規則的な金属音や、何かが内部で割れているような「ゴリッ」という感覚がある場合は、迷わず専門店の門を叩きましょう。

靴修理のプロは、私たちの目には見えない「靴の内部構造」を音と感触で診断してくれます。例えば、前述したシャンクの脱落だけでなく、グッドイヤーウェルテッド製法特有の「中物のコルク」が乾燥して塊になり、内部で動き回っているケースもあります。

これは古い靴によく見られる症状で、コルクを詰め直すことでしか解決できません。また、セメンテッド製法(接着式)の靴で、ソールの一部が剥がれて空気が入り込み、「プシュッ」と音が鳴る場合も、プロによる再接着が必要です。

修理店に持ち込む際は、「いつ、どんな床で、どんな動きをした時に音が鳴るか」を明確に伝えるのがコツです。可能であれば、店内で実際に歩いて音を再現してみせると、職人さんも原因を特定しやすくなります。

ただし、職人さんの中には「音鳴りの完全な解消は、構造上の相性もあり100%は保証できない」と言う方もいます。これは不誠実なのではなく、靴という製品の複雑さを理解しているからこその誠実な回答なんです。

まずは現状の不満を率直に伝えて、どんな修理が必要か、見積もりをもらうことから始めてみてください。

オールソールにかかる修理代金の目安

革靴 キュッキュッ 音

構造的な異音を根本から解決するためには、多くの場合「オールソール(靴底の全面交換)」という大きな手術が必要になります。

ソールを一度すべて剥がすことで、内部にあるシャンクやコルクといった全てのパーツにアクセスし、新しいものに取り替えることができるからです。

気になるのはその費用ですよね。一般的な修理代金の目安を整理してみました。

修理内容特徴・メリット費用相場(税込)
ラバーオールソール耐久性が高く、雨の日も安心。音が止まりやすい。15,000円 〜 18,000円
レザーオールソール高級感があり、通気性に優れる。オリジナルの再現。18,000円 〜 25,000円
シャンク交換(※)折れた芯材を入れ替える。※単独修理不可の場合多し。オールソール代 + 数千円
中物(コルク)詰め直しクッション性の復活。内部の摩擦音を解消。オールソール代に含まれる

「えっ、結構するな……」と思われたかもしれません。そうなんです、オールソールは熟練の職人さんが手作業で多くの工程をこなすため、どうしても数万円単位の費用がかかります。

ここで重要になるのが投資判断ですね。例えば、購入価格が1〜2万円の靴であれば、修理代の方が高くなってしまうため、新しい靴への「買い替え」を検討するのが合理的かもしれません。

一方で、3万円、5万円以上する本格的な革靴であれば、オールソールを繰り返すことで10年、20年と履き続けることができます。構造をリフレッシュすれば、不快な音もなくなり、履き心地も新品同様(あるいはそれ以上)に蘇ります。

その靴にどれだけの愛着があるか、そして将来的にどれだけ履き続けたいかを基準に、修理か買い替えかを考えてみてくださいね。

定期ケアで革靴のキュッキュッという音を防ぐ

ここまで様々な原因と対策を見てきましたが、最後に行き着くのはやはり「日頃の愛情あるメンテナンス」です。

革靴のキュッキュッという音は、放置すればするほど深刻化しやすく、逆に言えば日々のちょっとした心がけで防ぐことができるトラブルでもあります。

まず徹底してほしいのが、「靴をしっかりと休ませること」です。

一日履いた靴は、足から出たコップ一杯分の汗を吸い込んでいます。これを翌日も続けて履いてしまうと、内部の湿気がシャンクやコルクを痛め、音鳴りの原因を自ら作ってしまうようなものです。

中二日は空けるローテーションを組み、脱いだ後はすぐに「木製のシューキーパー」を入れてください。木製のキーパーは除湿効果があるだけでなく、歩行でついた屈曲ジワを伸ばし、パーツ同士が変な形で固着するのを防いでくれます。

異音を寄せ付けないための「三種の神器」的なケア習慣がこちらです。

  • ブラッシング:隙間に詰まった埃(摩擦の原因)を毎日払う
  • 定期的な保湿:月一回はデリケートクリームで革に柔軟性を与える
  • ソールのチェック:磨耗や剥がれがないか、週に一度は底を眺める

靴が「キュッ」と鳴るのは、あなたに何かを伝えようとしているメッセージかもしれません。

「ちょっと乾燥してるよ」

「最近、雨に濡れすぎだよ」

「そろそろ休ませてほしいな」

そんな風に靴との対話を楽しむ余裕を持つことが、真のシューケアの醍醐味だと私は思います。

適切なケアを受けてしなやかさを保った靴は、不快な音を立てることなく、あなたの歩みを静かに、そして力強く支えてくれるはずです。

この記事が、あなたの大切な一足を、また最高なコンディションに戻すためのヒントになればこれほど嬉しいことはありません。

もし、これから新しい靴を新調しようと考えているなら、履き心地の良い一足を見つけるためのガイドとして、こちらのローファー・革靴・スリッポン選び方ガイドもぜひチェックしてみてください。あなたにとって最高の相棒が見つかることを願っています!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。足元が静かになれば、歩く姿勢も自然と背筋が伸びて、お出かけがもっと楽しくなりますよ。ぜひ、今日からケアを始めてみてくださいね。

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